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コロナ禍での出産 ~ついに分娩‼~

  • 執筆者の写真: shinkakaradakokoro
    shinkakaradakokoro
  • 2022年12月28日
  • 読了時間: 8分



入院2日目の朝。いよいよ陣痛促進剤か…と覚悟していると。


朝の回診で、お会いしたことがない神々しい医師が現れて…「採血結果で感染兆候がなかったから今日も自然に産まれてくるのを待ちましょう。」と。


赤ちゃんが生まれたいタイミングを待てるならいつまででも待ちたい!と自分の希望を再確認する。赤ちゃんの心拍が何度か低下していたので心配でしたが、運動をしても大丈夫だとOKが出たためせっせと運動を続ける。お尻の筋トレをした後にお腹の張りがきたなぁと思い出し、尻トレもプラスする。お腹が張っても動き続け、張っている時こそ乳頭、乳輪を刺激、子宮収縮のツボを押し続けた。しかし、夜まで陣痛がくる気配なし( ;∀;)。


22:00頃からお腹の張りと下腹部が痛み始め、おっ!陣痛きた?! これを逃すまい!と、おっぱいを刺激し続け、三陰交、足のツボを押しまくり(;'∀') 体幹リハの方に遠隔治療をしてもらい(←マジですごい!効きました‼)、10分間隔の張りと下腹部痛(私の場合は骨盤が内側から押し広げられるような感覚)が継続する。


陣痛がやっと来たー!という喜びから、一転…何度も襲ってくる痛みに気が滅入ってきそうになる。コロナ禍だから一緒にいてくれる人は誰もいない…夜だから誰かに連絡をとるのもためらう…陣痛中は小説を読んで気を紛らわす(;^ω^) 内容なんて何にも入ってこなくてただただ文字を目で追うのみ。←けっこう気が紛れた(笑)


2:50頃から陣痛が5分間隔になる。そこから間隔は短くならないものの、下腹部痛、腰痛が増してくる。赤ちゃんが骨盤の中で膨らんでます?(;'∀') みしみしみし…骨盤の骨が砕けそうですけど…( ;∀;) ベッドに横になり過ごしていたが、「いつまで続くんだろう…あと何回陣痛が来たら産まれてくるの…?もう無理かもしれない。今がこんなんじゃ産むときの痛みなんて耐えられるのかな…」と陣痛がない時間に色々頭に浮かんできて気が滅入ってくる。そんな思いを誰かに伝えることもできなくて、このままだとやばいな、おかしくなってしまいそうだな、という危機感を抱きました。


「こんな時こそ運動だ!」と思い立ち、お産が進むようにうろうろと歩き回り、スクワット、昇降運動をひたすらやっているうちに気分が安定してきました。


お腹は空いていないし夜中だったけど、食べられるうちにウイダーインゼリー、パンなどをむしゃむしゃ。体力を温存するために眠くなったら横になってうとうとする。目が覚めて気分が滅入ってきそうになると運動する。というサイクルを繰り返す。


朝方4時前くらいに陣痛の間隔が5分をきるようになり、4分ちょっとの間隔。たかが1分…されど1分。少し陣痛間隔が短くなり、出産に一歩近づいたという喜び(*^-^*) と痛みがない時間の間隔が短くなって、また次の痛みがすぐ来るという怖さ( ;∀;) なんとも言えない相反する感情(笑) この時、子宮口は4cm開いていた。かなり痛みが強くなってきた!そんな時に、助産師さんが「採血と点滴用の針を入れさせて下さい。」と入室。いや、今⁈もっと早くやっておいてよー!いやいや、この状態でじっと針を刺すのを待てってけっこう無理なんだけど…と心の中では突っ込んでいました。しかし、感情が高ぶったり、言葉を発するといきんでしまいそうで(;'∀') 出てきた言葉は冷静な「はい。」という一言。そして、陣痛との間隔に「今、大丈夫です。」と自分から伝えさっさと終わらせてもらう。


朝6時前に肛門を下に押される感じが軽く続き骨盤あたりが痛み、いきみたくなってくる。子宮口5-6cmまで開く。これが辛い‼ いきみたいのにいきんじゃいけない…どういう拷問なんだ( ;∀;) そしてまだ5-6㎝しか開いていないの⁈ 助産師さんから伝えられる子宮口の開き具合に落胆して気が滅入りそうになる。赤ちゃんもまだまだ下の方に降りてきていない…


とにかく、いきまないように横になったり、ストレッチボールの上に座って圧を加えたり、ヤンキー座りしたり、足を開いて椅子に座ってみたり…。あーでもない、こーでもない。と1人で動き回って何をすれば少しでも楽になるのかを試しまくる。陣痛の途中で、「うっ!」といきんでしまいそうになり、「やばいやばい。ダメダメ。」と1人で突っ込みを入れながら過ごす。


徐々に、もう本当に一人で耐えるのがしんどいくらいいきみたくなる。この時点で子宮口の開きは7cm…。まだまだやん…。「 破水させることはムリですよね?」と助産師さんに聞いてみる。 「赤ちゃんがまだ下に降りてきてないですねー。でも羊膜の緊張はさっきより強いから破水するかもしれませんね。」との返答。少しずつ出産に近づいているのね。と少しだけ気持ちが明るくなる。


7時15分過ぎ頃、やっとやっと助産師さんが腰をさすってくれたり、お尻にテニスボールを押し当ててくれる。助産師さんにマッサージしてもらいながら陣痛の波を越えるとめっちゃ安心できていきまなくて済みました( ;∀;) さすがにもう1人で耐えるのはムリで…「いきみたくなっちゃうからずっといてほしい。」とお願いしてみる。助産師さんからは「できるだけいるようにするが、陣痛室が満床で難しいかも…」と言われ絶望する( ;∀;) もう無理…やばい…弱音吐いているとかそういう事じゃなくて、サポートしてもらわないとマジでいきんでしまうから!そのくらい強い波がきております!


日中の助産師さんに交替するタイミングが功を奏し、助産師さん1人がずっとついていてくれる。しかし…めちゃくちゃいきみたいっ! そして担当してくれた助産師さんが若い方とベテランの方の2人体制で…陣痛開始からずーっと内診の度に2人に確認され、仕方がないとは言え、通常の2倍確認されているから、これがまた辛い! 陣痛がまだ弱い時はまだ我慢できたけど、陣痛けっこう辛いのに( ;∀;) 若い助産師さんの指導、確認のため何回も内診される( ;∀;) ベテラン助産師さんからの「陣痛間隔は2-3分かなー。子宮口は8cm開いてますね。でも赤ちゃんはまだ下に降りてきてないね。」という言葉に愕然。まだかー。まだなのかー。


陣痛の合間に赤ちゃんが下に降りてくるように導尿して200ml排尿する。分娩準備をゆっくり開始するGoサインがベテラン助産師さんからでる。← ( ;∀;)やったー!やっと産む準備にはいれるのね!もうすぐ産める!頑張ろう!と少し前向きになる。


助産師さんが3回に1回いい陣痛がきていると医師に報告する。陣痛が遠のく可能性があるから…と10時頃、医師により破膜してもらい、広がっていない部分を広げてもらう。子宮口全開大を確認するが上側が残っている状態。助産師に上側を広げてもらいながら分娩することになる。


医師から「胎児心拍が全く低下していないね。呼吸が上手にできているよ。その調子で会陰切開はしなくて済むようにゆっくり産もう。ハ~で息を吐いていれば大丈夫だから、それで産まれるよ。」と言われる。心の中では、いや、会陰切開してもいいから一気に産ませてほしいと強く願う。助産師さんからは「息を止めないでいきんでいいよ。」と言われ、医師に「いきんでもいい?」と私から再確認。「ぎゃーでもいいから息を吐きながら軽くいきんでいいよ。」と医師からのOKが。


陣痛間隔が2-3分空いている感じで割と会話ができ、児頭にガンガン内側から押される感じもなし。1人目の時の促進剤と大違い!


陣痛を強くさせるために、助産師さん2人が両方の乳頭マッサージ、足側で2人の助産師さんが三陰交刺激していました(;'∀') すごい光景でした(;^ω^) 3回軽くいきむと、頭が少しずつ出てきていると言われる。陣痛の間隔や強さが遠のきそうなのを自分でも感じながら赤ちゃんの頭がなかなか出てこないことにちょっと焦ってしまい、息を止めていきんでしまう。胎児の心拍が一時的に低下してしまったため、医師から会陰切開と児頭の回旋を誘導してあげて次で産むよ!と方針転換。


医師に肛門の方向にいきむように言われ3回いきむと、赤ちゃんの頭が全部でた!はーはー息を吐いていると肩とお尻、足もつるんと出たのが分かりました。「どっちですか?」と真っ先に性別を確認する。


前期破水から約58時間経過してからの出産… 医師や助産師さんが赤ちゃんの観察をするため赤ちゃんを遠目に見ることしかできず。入院中、胎児心拍が何回も低下して、陣痛促進剤使うのか…帝王切開になるのかな…私と赤ちゃんだけで出産を乗り越えられるのかな

…とか不安なことがいっぱいあったから、絶対に出産した瞬間に泣くだろうなぁと思っていました。


でも、分娩室には11名(ベテラン医師1名と若い医師1名、研修医5名、助産師4名)もいたのでなんだか賑やかな出産でした。産んだ瞬間は「どっちですか?」と性別を確認して、胎盤を出している間や産後の処置中にはずっと雑談していました。臍の緒を触らせてもらったり、臍帯血バンクの話をしたり、医師のお子さんの話を聞いたり。


赤ちゃんの観察も終わり、横に寝かせてもらって助産師さんに写真だけ撮ってもらう。初乳をあげたいと言おうとしたけど、他の方のお産があり、助産師さんは次の分娩へ。


付き添いの家族や助産師さんがいないと、出産後の写真を撮ったり、赤ちゃんに初乳をあげることも難しいんだなーと。私自身が起き上がることができればいいけど、点滴やモニターをつけた状態でベッドに横になっていないといけない状況で、赤ちゃんを抱っこすることも満足にできなくて( ;∀;) 初乳をあげられずに困っていると、他の助産師さんがきてくれておっぱい吸わせてあげられた(*^-^*) もう可愛い♥が最高潮(^^♪


コロナ禍の出産で、不安な事や大変な事も多かったけど、お腹の中の赤ちゃんと私の2人で頑張って乗り越えることができたことで、赤ちゃんとの繋がりが深まって、より愛情が深くなったなーと産んだ瞬間も子育てを始めてからも感じています(*^-^*) 


 
 
 

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